こんにちは、ャョィです
最近エロゲのモチベーションが極端に落ちてしまい、もはや自身を「エロゲーマー」と呼称するにも憚られるレベルになってしまいました。
エロゲモチベ下落の原因としては単純に趣味嗜好の変化や生活環境の変化などがありますが、一番の原因は恐らく「エロゲが自分の求めるモノと微妙に乖離していることに気づいてしまったから」だと思います。
そもそもエロゲというのは
①導入 キャラや世界観の紹介
②各キャラの掘り下げ(エロゲで言う共通√)
③個別√突入、ヒロインと恋仲になる過程
④恋仲からの更なる発展過程、性行為
⑤もう一悶着(起承転結で言う転の部分)
⑥結末、フィナーレ
という流れで出来ています。
作品によっては③から一気に性行為に発展したりと多少の差はありますが、多くのエロゲが大体この流れに沿っているでしょう。
こういったシナリオの流れの中でエロゲの制作側がどこに力を入れているのかというと、"エロ"を冠している以上④の性行為のシーンの部分、シナリオにウェイトを向けてるメーカーさんだと⑤、⑥の部分にも力が入っていると思われます。
しかし自分が1番重きを置いてるのはどこか?
実は③の部分の「お互いが好きになっていく過程」や「好き同士にも関わらず思いを伝えられないもどかしい時間」なんですよね。
それならば普通のギャルゲや全年齢移植版でも良い、つまり"エロ"である必要性が無いのではないか?という意見もあると思います。
もうひとつ自分が重きを置いてる所に「ギャップ」というのがあります。
出会った頃はツンケンだったのに段々とデレていく……。
というのに自分はめっぽう弱いのです。
このような「ギャップ」の表現として最上級のモノが"エロ"だと自分は考えています。
普段クラスで真面目な彼女が夜はベッド淫らに乱れる………
いつもは自分に対して強気な彼女がベッドでは自分の言いなり………
「ギャップ」というものを表現するのに、これほどまでに優秀なエッセンスは他には無いでしょう。
そのような面はエロゲの良いところであり、エロゲで無くてはダメな理由でもあります。
しかし最近僕の中でこういったエロゲの良い所よりも、先述した"ズレ"に対する感覚が大きくなってしまいました。
そこが慢性的なエロゲのモチベーション低下に繋がってしまっているのだと思います。
活字に対するモチベーションが下がっている訳ではないので、実は最近はアマガミやキミキスなど全年齢のギャルゲ自体はよくやっています。
ただこういった印象を拭えるようなエロゲ作品に出会わない限り、残念ながら慢性的なエロゲモチベ低下がとどまる事は恐らく無いでしょう。
長々とお付き合いいただき、ありがとうございました。
これからも、こういった感じに思った事をちょくちょく投稿していこうかと思います。
それでは、また